リース業界は、「所有から使用の時代へ」のスローガンのもと、1963年に、財界からの支援を受け「日本リース」が設立されましたことから始まります。続いてオリックス、東京リースが事業を始め、この三社によって、リース業界の持つメリットが、多くの企業に受け入れられました。以後40年の歴史を経て、リース業界は日本経済において、確固たる地位を築きあげました。
しかし現在、リース業界は、再編や合併などの大きな問題も抱えています。
リース業界におけるランキングのトップは、オリックスです。三井住友銀リース、ダイヤモンドリースが続き、トップ3と呼ばれています。大手として、住商リース、芙蓉総合リース、東京リース、センチュリー・リーシング・システム、日本電子計算機、昭和リースがランキングの上位を占めます。
上記以外にも、営業収益2000〜3000億円台の企業がたくさんあるために、リース業界でのシェアの奪い合いは、熾烈を極めています。
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リース業界の再編について考えます。リース企業の主要各社の親会社は、金融機関や商社、大手メーカーです。2000年以降、これら金融機関や商社は、不良債権処理と資産効率化を迫られて、再編が大きく進展しました。
親会社の再編や合併にともなって、グループ外の有力リース会社に買収されていくという形での、リース業界の再編も始まりました。オリックスによるNEC商品リースの営業資産買収が、その流れと言えます。また、ダイヤモンドリースと菱信リースの合併のように、リース業界内での合併も起こりました。
リース業界の今後の展望はどのようなものでしょうか?リース業界にも、再編や合併の波が押し寄せ、さらに2001年以降、リース取扱高が3年連続マイナスになって、市場の縮小といった問題も抱えています。
しかし、資金の直接調達比率を上昇させたり、リスクプレミアム(倒産リスク格付によるリース料の設定)の導入などによって、増益決算が続くという展望もあります。
自動車を扱うリース業界といえば、オートリース業界・カーリース業界です。リース会社が、顧客の希望する車種を購入し、一定期間・一定料金で賃貸する形態です。なお、リースとレンタルの違いは、契約期間の長さで、比較的短いものをレンタルと呼びます。