腎臓の腫瘍には腎臓そのものにできる腫瘍と尿路にできる腫瘍があります。
腎臓の腫瘍のうち、約90%が腎臓癌、7〜8%が腎盂にできる腎盂癌となっています。どちらにしても進行すれば完治するのは難しくなります。小児にできるウィルムス腫瘍もあります。早期発見を心がけ、定期的に検査を受けるようにしましょう。
腎臓の病気は自覚症状がないものが多く、気づかないうちに進行している場合が多いようです。腎臓の疾患は初期段階では尿検査などをしてわずかに血尿やタンパク尿などの異常が見つかる程度です。
尿検査では見つからず、気づかないうちに悪化し、腎不全などになる場合も多いので定期的に尿検査を医師の指導を受けましょう。
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腎臓結石とは尿の中に含まれるカルシウムなどの濃度が高くなって石のように腎臓に溜まることです。また、腎臓石灰化症という腎臓結石と似た病気もあるので注意しましょう。
結石が腎臓内にあるうちは特に症状はないのですが、尿管に落ちるとわき腹や下腹部、腰などに刺すような痛みが走ります。
腎臓の機能が低下したり、炎症を起こしたりする場合があるので腰痛などを突然感じたら病院に行くようにしましょう。
腎臓病食とはたんぱく質や減塩に注意した食事のことです。腎臓病や人工透析などで医師からたんぱく質、塩分、カリウム、リンなどの制限を指示されている方はそれらに注意した食事を作らなくてはなりません。
腎臓食は病院などでは管理栄養士さんがきちんと気遣ってくれるので問題ありませんが家庭で作るとなるとかなり大変だと思います。最近ではそういったものに気を遣った制限食も売られたりしているのでそれを利用してもよいかもしれませんね。
食事の面からも病気になったら本人だけでなく家族も一緒に頑張らなくてはならないと思います。
腎臓がんについてですが、腎臓ガンは尿を作る尿細管細胞にできるガンです。小さいうちは症状がないため早期発見が難しく、以前は患者さん自体が腹の腫瘍に気づくまで発見されなかったほどです。腎臓の位置は腰の高さにあるため腹に腫瘍ができるのです。
最近ではCTなどで小さな腫瘍でも発見できるようになったため早期発見が可能になりました。しかし時間の経過とともにリンパ節や肺、骨などに転移するため注意が必要です。
また、腎臓ガンと似ている腎臓病に腎のう胞があります。これは腎臓内の水のつまった袋状態のことを指します。これは良性の病気なので心配はありませんが医師の定期的な検査が必要になります。
腎臓ガンの治療法は手術になります。腎臓全摘出、一部切除などがあり、全摘出の場合、人工腎臓や腎臓移植などもあります。